脳梗塞

脳梗塞

脳梗塞は、脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなり、細胞が死んでしまう病気です。一度大きな発作が起きると、その後にマヒや言葉の障害などが後遺症として残る恐ろしい病気です。発作する前に、CTやMRIなどの検査によって、兆候を発見することができます。また、脳梗塞になりやすいタイプも分かってきています。

下記のような方はご注意ください。

大量飲酒が常態化している
たばこを吸っている
運動不足
肥満
味の濃いものが好き
高血圧
糖尿病
心臓病(不整脈など)

脳梗塞の予防・治療

先ずは、健診などで脳梗塞のリスクをチェックします。血管が詰まるリスクの高い方は、血栓をつくりにくくする薬をを処方いたします。また、既に動脈硬化(血管が硬く、血液が詰まりやすい状態)がある場合は、手術になる場合もあります。脳梗塞は、日本人の死因でも上位に来る恐ろしい病気ですので、発症する前に、是非当院にご相談ください。

 

脳梗塞のよくある質問

Q.心臓が原因の脳梗塞は危険?

A.心臓病が原因で起こる脳梗塞を、「心原性脳塞栓症」といいますが、全ての心臓病がこの脳梗塞の原因になるわけではありません。最近では、お年寄りに多い「心房細動」というタイプの不整脈が主因です。

Q.一過性脳虚血発作とはどのような病気ですか?

A.脳への血流が一時的に悪くなり、片方の手足の麻痺や痺れ、言語の障害などの症状が、短時間で出現して消える病気のことです。これら短時間の脳梗塞症状が出た後には、大きな脳梗塞を発症する事が多く、速やかに医療機関を受診してください。

Q.脳梗塞は遺伝しますか?

A.脳梗塞自体は遺伝病ではありません。しかし、脳梗塞の原因となる高血圧や糖尿病、脂質異常症などが多い家系、もやもや病が多い家系では脳梗塞も発症しやすくなる傾向にあります。また、CADASILやCARASILと呼ばれる遺伝性の脳梗塞があることも知られています。

Q.脳梗塞や一過性脳虚血発作の原因は何ですか?

A.多くの原因は、心房細動と呼ばれる不整脈の病気や動脈硬化です。動脈硬化の原因は加齢、高血圧、糖尿病、脂質異常症であり、生活習慣の是正で改善が見込めます。心房細動は心臓の専門家でもある循環器内科と協力して治療を行っていく必要があります。心房細動や動脈硬化がなく、生活習慣もそれほど乱れていない場合、もやもや病(後述)や遺伝性脳梗塞が原因のこともあり、MRIなどで詳しく検査する必要があります。

Q.脳梗塞や一過性脳虚血発作ではどのような症状がでますか?

A.片方の手足が思うように動かせなくなったり、呂律が回らない症状が出現したり、言葉が出なくなったりします。

Q.脳梗塞を疑ったらどのようにすればよいですか?

A.速やかに救急車を呼び、可能な限り早く専門病院を受診してください。急性期脳梗塞の治療として効果の高いt-PA静注療法(後述)は発症してから4.5時間以内の患者さんが対象になります。この時間内に専門病院を受診し診断と治療を開始することが、その後の経過を大きく左右します。また、カテーテルで血栓を回収する血管内治療も、発症してから来院するまでの時間が短ければ短いほど効果が高いことが報告されています。

Q.血栓溶解療法(tPA静注療法)はどのような人に使用できますか?

A.発症4.5時間以内に到着し、脳梗塞と診断された方に使用します。血液をサラサラにする効果が特に高いため、重大な副作用として出血があります。近いうちに手術をした方や、元々血液が固まりにくい方、肝臓に障害のある方は出血の副作用が高く使用できないことがあります。

Q.脳梗塞の再発予防はどうしたらよいですか?

A.生活習慣の是正と、内服を継続することが重要です。家で血圧を測ってみたり、こまめに運動したりして日頃から健康への意識を高めることも非常に重要です。

 

内科の疾患

当院で掲載している疾患に関する説明は、患者さん並びにご家族の皆様に参考となる情報提供であり、全ての疾患の検査や治療を行えるわけではありません。

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