音楽歯科

音楽歯科とは

管楽器は歯やお口を使って演奏するため,管楽器演奏と口腔内の環境は深く関わっています。虫歯や歯周病があったら末永く楽器を続けていけるでしょうか?管楽器奏者の皆さんには歯とお口を大切にしていただきたいと考えています。しかし,ベテラン奏者の中には歯科治療をすることで楽器演奏に影響がでてしまったらと考えて,歯科の受診を躊躇してしまう方がいらっしゃるそうです。また楽器をこれから始めたいという方が,歯並びを理由に選択できない楽器があると指導者に言われたり,演奏自体をあきらめてしまったりする例もあると聞きます。管楽器奏者の悩みや疑問に対して、⻭医者の立場で解決の糸口を探ることができます。それが『音楽⻭科』です。『音楽⻭科』では,音楽家の歯科治療の経験のある歯科医師が診察いたします。楽器を持参していただき楽器の演奏状態を確認しながら歯科治療を行うことが可能です。

1・音楽歯科健診
音楽家の方には定期的な健康診断の機会がない方も少なくありません。お口の中の現状を把握していただき,今後予想できるトラブルやその予防法について説明いたします。ご希望により歯の模型をお渡しすることもできます。急なケガなどの際にも健常時の歯の形を歯科医師に伝えることができます。

2・楽器相談
成長期のお子様にとって、楽器の演奏が歯並びに影響することがあります。新しく楽器を始める方のお口の状態を調べ、楽器選択をサポートします。

3・歯科治療相談
虫歯などでお困りでも楽器演奏への影響が心配で受診を躊躇してしまう演奏家の方がいらっしゃるようです。当クリニックでは、楽器やマウスピースを持参していただき、楽器演奏への影響を考慮した歯科治療を行うことが可能です。

4。ミュージックスプリント
前歯が入り組んでいると楽器のマウスピースが当たって唇に痛みやキズが起こることがあります。そのような方には「ミュージックスプリント」という、演奏時に歯にかぶせる薄いカバーを作製いたします。

 

ミュージックスプリント

ミュージックスプリントとは、⻭列の凸凹を補正し、口唇形態と楽器の大きさに合わせて作製・調整するもので、外傷予防効果だけでなく、アンブシュアを整えることを目的とした装置です。 口唇内面がマウスピースによって圧接される面を均等化します。また歯の裏と舌の当たり具合を調整することもできます。スプリントを装着することにより、倍音成分を多く含んだ豊かな音が出ることが期待できます。

<金管楽器の場合>
前⻭列が凸凹になっていると、吹奏時、タンギング・リップスラーの困難、高音域の持続困難、唇の循環障害による早期バテなどの障害を招くと言われています。もちろん、きれいな⻭並びでないといい音が出せないということではありませんし、個性的な⻭並びが奏者の独特の音色や音質を生み出しているとも言えます。しかし、前⻭の凸凹が口唇に傷を作ったり,痛みを与えてしまったりしては演奏活動に支障が出てしまいます。そこで、その凹みを埋めるのが金管用スプリントです。

<木管楽器の中のリード楽器の場合>
吹奏楽部に所属する学生さんが下の前⻭にテープをはさんで吹いている姿を目にすることがあります。これは主に口唇が傷付くのを防ぐために使用しているそうですが,当院では衛生的で耐久性があり、装着感の良いスプリントをオーダーメイドで製作しています。ダブルリップアンブシュアの場合には上の前歯に装着する例もあります。

<フルートの場合>
この楽器では、上下口唇の間から送り出された空気(気柱)の流れが下顎前⻭列に衝突し、その先端を通り抜け、下唇上部を経てリップシールドに流れます。直接楽器に触れているのは下唇だけなので、下の前⻭の⻭並びが大きく影響することになります。スプリントの形状は、基本的にはリード楽器の場合と同じですが、気柱の流れをガイドするのが目的です。

 

<ミュージックスプリントの費用>
当院では、¥30,000(税別)を定価としております。
お気軽にご相談ください。

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