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ホワイトニングが一般化されている海外では、芸能人の方がされているような真っ白な歯がいいとされていますが、一般的な日本人の方が理想とする白い歯は、真っ白よりは本来の自然な白い歯が好まれています。
自宅で行えるホワイトニング歯磨き粉は、歯の表面の黄ばみや着色汚れをブラッシングで除去して、歯を白くする成分が含まれており、本人が本来持っている自然な白さを取り戻します。
ホワイトニング歯磨き粉によるブラッシングで歯の表面の汚れを除去するときにおすすめの成分には「ポリリン酸ナトリウム」と「ハイドロキシアパタイト」がありますが、今回は、ステイン汚れを除去して再付着するのを予防することが期待できる成分である「ポリリン酸ナトリウム」についてお話ししていきます。
着色汚れ(ステイン)が気になる人におすすめ「ポリリン酸ナトリウム」とは

ホワイトニング歯磨き粉に使用されている「ポリリン酸ナトリウム」は複数の種類があり、歯を白くする成分として注目されています。
ポリリン酸の「ポリリン酸」とは、化学用語で「たくさんの=Poly」と「リン酸」、この2つからなる造語で、「リン酸」という物質がたくさん結合し、長く鎖状になっているのが「ポリリン酸」と呼ばれており、「ポリリン酸ナトリウム」は、「ポリリン酸」に「ナトリウム」がくっついた成分です。
「ポリリン酸」や「ポリリン酸ナトリウム」は、ホワイトニング成分としては同じと言えますが、どちらもリン酸が数えきれないほど鎖状に連なっていて、その長さはばらばらでそろっていません。
ポリリン酸はリン酸の数次第で呼び名が変わり、ホワイトニング歯磨き粉で使用される「ポリリン酸」は、リン酸の数(鎖状の長さ)を独自の技術によってばらばらな長さの分子を分割してコントロールした「分割ポリリン酸」と呼ばれています。
抗菌効果があり、体の組織の修復をする線維芽細胞増殖因子(FGF)を安定させる作用があり、育毛剤などに使用されています。
体の組織再生促進に有効な物質である線維芽細胞増殖因子(FGF)によって、コラーゲン産生促進をしてくれるため、シワの対策などのスキンケア商品に使用されています。
歯の表面をコーティングして汚れをつきにくくしたり、歯石の沈着防止やヤニの除去をしてくれるため、オーラルケアなどに使用されています。
ポリリン酸ナトリウムは、バクテリアからほ乳類まであらゆる生物の体内に存在しており、食品添加物としても認められている安全な成分です。
ホワイトニング歯磨き粉に使用される「短鎖分割ポリリン酸」の特徴
ポリリン酸ナトリウムは、最近では歯のホワイトニングの成分として使用されており、歯の表面の汚れを粒子で落とすのではなく、歯の表面に付着した汚れを浮かせて落とすため歯の表面を傷つけません。
分割ポリリン酸には「長鎖」「中鎖」「短鎖」の3種類がありますが、その中で歯の表面の汚れを除去するのに向いているのは短鎖分割ポリリン酸だけで、ホワイトニング歯磨き粉には「短鎖ポリリン酸」「EXポリリン酸」「分割ポリリン酸」と表記されていたりします。

短鎖分割ポリリン酸には、次のような特徴があります。
- 歯の汚れ(ステイン)を剥がして除去する
- 歯をコーティングする
- 歯周病の予防

歯の汚れ(ステイン)を剥がして除去する
骨の60%、歯のエナメル質(歯の一番表面の白い部分)の97%、象牙質(歯のエナメル質の下の組織)の70%はハイドロキシアパタイトからできています。
歯をコーティングする
短鎖分割ポリリン酸は、歯の表面のアパタイトに結合して歯の表面に数時間はそのまま結合し続けることで、歯の表面をコーティングすることになり、再び汚れがつくことを防ぎます。
短鎖分割ポリリン酸が配合されたホワイトニング歯磨き粉でブラッシングすることで、歯の表面がコーティングされてつるつるになります。
歯周病を予防する
短鎖分割ポリリン酸が歯の表面を傷つけずに汚れを除去して、歯の表面をコーティングすることで再び汚れがつくことを防ぎ、口腔内が清潔になり口腔環境が整うことで、歯周病や口臭、虫歯も予防します。
歯科医院でのホワイトニングにも使用される短鎖分割ポリリン酸
歯科医院で施術されるホワイトニングは、歯の色素を分解する成分「過酸化水素等」を含む薬液を歯の表面に浸透させ、LED照射を使用して活性化させることで、歯の白さや明るさをアップさせます。
過酸化水素を使用したホワイトニングは、歯にしみたり、歯茎に付着したときに漂白成分によって白くなってしまうこともあるため、歯科医師や歯科衛生士で国家資格を持っていないと取り扱うことができません。

歯科医院でのホワイトニングで一般的に使われている過酸化水素(もしくは過酸化尿素)に短鎖分割ポリリン酸を組み合わせることによって歯の漂白効果が向上します。
過酸化水素に短鎖分割ポリリン酸が添加されたホワイトニング剤「ポリリン酸ホワイトニング」は、歯の内側から漂白して歯を白くするとともに、ステインがつきにくい歯の表面をつくる効果があります。
ちなみに、短鎖分割ポリリン酸は歯の表面にステインをつきにくくしますが、過酸化水素などの薬剤を使用したときのような歯の内側から白くする効果はありません。
漂白効果が高まるということは、通常の過酸化水素よりもうすい濃度でホワイトニング効果が高くなるということなので、一般的な過酸化水素(もしくは過酸化尿素)だけのホワイトニングよりも歯や歯茎にやさしいといえます。
ホワイトニング歯磨き粉で白い歯を目指す!

ホワイトニング歯磨き粉による自宅でできるホワイトニングは、歯科医院で施術するように歯の内側から漂白して真っ白にすることはできませんが、歯磨き粉に配合されている有効成分と正しいブラッシングによって、歯の表面の黄ばみや着色汚れを落として本来の自然な白さを取り戻します。
市販のホワイトニング歯磨き粉の場合、研磨剤の粒子が大きいものや配合量が多いものは、汚れを削り落として歯の表面のエナメル質に傷がつけたり、知覚過敏や歯周病が悪化してしまう心配があります。
着色汚れや歯の黄ばみなどを落とすために、研磨剤の量が多く配合された歯磨き粉で毎日歯を磨いてしまうと、歯の汚れはキレイになりますが表面のエナメル質に傷がついてしまい、逆にしばらくすると着色汚れがつきやすくなってしまいます。
短鎖分割ポリリン酸は、歯の表面の汚れを粒子で落とすのではなく、歯の表面に付着した汚れを浮かせて落とすため歯の表面を傷つけないので、研磨剤による心配がありません。
歯のすみずみまで磨ける歯ブラシの選び方

短鎖分割ポリリン酸が配合されたホワイトニング歯磨き粉を使用して、正しいブラッシングをすることで、歯の表面の汚れを除去するだけではなく、口内環境をよくしてさまざまなトラブルを予防することができます。
ただし、自分に合った歯ブラシを使用していなければ、しっかりと歯のすみずみまでブラッシングすることができません。
歯茎に傷がついてしまったり、磨き残しがあることで虫歯や歯周病の原因にもなってしまいます。では、健康で美しい歯を維持していくためにはどのような歯ブラシを選べばいいのでしょうか。
歯ブラシのヘッドの大きさは「自分の上の前歯2本分」位の大きさがおすすめです。
細かく磨くことが苦手だからと大きすぎるヘッドの歯ブラシを使うと、奥歯や細かい部分に毛先が入っていかず、磨き残しの原因になります。
歯ブラシの毛のかたさはには、「やわらかめ」「ふつう(レギュラー)」「かため」の3種類があります。
歯ブラシのかたさによって歯垢を落とす力が変わり、「かため」が一番歯垢を落とすことができますが、歯茎が傷ついてしまい歯茎下がりの原因にもなる可能性があるため避けた方がいいでしょう。
歯茎が健康な人は「ふつう(レギュラー)」を、歯茎が弱っている人は「やわらかめ」を選び、歯垢を落とす力が弱くなる分を時間をかけて丁寧に磨き、歯茎を優しくマッサージするぐらいの力で歯を磨きましょう。
持ち手の形状は、真っすぐなものやグリップがついているものなど、歯ブラシのメーカーによって違いがあります。
人によって手にフィットする形状が違うので、グーで持って強く磨いてしまいがちな人はボールペンを持つようにして磨ける真っすぐで細めのものを、しっかりと握ることができにくい人は握りやすい太めのものを選んで、歯を磨くのに余計な力がかからないものを選びましょう。
歯のすみずみまでキレイにするブラッシングの仕方とは?
普段なんとなくしている歯磨きですが、歯医者さんが推奨するブラッシング方法によって、ポイントをしっかりと押さえて歯磨きをすることで汚れを除去して歯が白くなります。
しかし、磨き残しが多くなってしまう方のブラッシングは、磨きやすいところだけ磨いて、奥の方の磨きにくいところは適当に磨いてしまっています。
ブラッシングをする位置があちこち飛んでしまわないように、磨く順番を決めて1本1本を優しくブラッシングするのがおすすめです。
正しいブラッシングの方法

歯の外面に歯ブラシの毛先を90度の角度であてて、歯ブラシの毛先が広がらない程度に優しく、左右に小刻みにブラッシングします。
奥歯の裏側や嚙み合わせ面の歯垢(プラーク)の除去に適しています。
歯と歯茎の境目に45度の角度で歯ブラシの毛先を当て、歯ブラシの毛先が広がらない程度に優しく、左右に小刻みにブラッシングします。
歯周ポケットの汚れをかき出す磨き方で、歯垢(プラーク)の除去と歯茎のマッサージ効果があります。
おすすめのブラッシング方法は
スクラビング法(3分)+バス法(2分)を組み合わせる
普段なんとなくしている歯磨きですが、歯医者さんが推奨するブラッシング方法によって、ポイントをしっかりと押さえて歯磨きをすることで汚れを除去できます。
飲食をすることで歯の表面につく汚れが付着してしまう前に、食後の歯磨きが難しい場合には口をゆすぐだけでも違います。
また、就寝中には唾液の分泌量が少なくなることで口内環境が悪くなりがちなため、就寝前の歯磨きはブラッシングに力が入ってしまわないように軽い力でしっかりと磨いて、口の中に汚れが残らないようにしましょう。
ポリリン酸ナトリウム配合のホワイトニング歯磨き粉まとめ
ポリリン酸ナトリウムが配合されたホワイトニング歯磨き粉は、汚れを浮かせて落とし歯の表面をきれいにして、口腔内の細菌に対しての抗菌作用があるので、歯周病や虫歯の予防も期待できます。
ただし、歯の表面の汚れを除去して、本来の自然な歯の白さになるまでには数か月使用を続けなければ、歯の白さを実感することができないため即効性はありません。
今すぐ歯を真っ白にしたい方で即効性を求めている方は、歯の内側から白くするホワイトニングをしてもらえる歯科医院での施術をおすすめします。