アメリカの方の歯は日本の方と比べると真っ白だというイメージはありませんか?
アメリカでは、真っ白な歯であることが一般的になっているほどホワイトニングに対する意識が高く、もう20年以上前から行われていて、ほとんどの人がホームホワイトニングを経験しているといいます。
そのためホワイトニングが日常的なアメリカでは、漂白効果がある薬剤が配合された歯磨き粉がドラッグストアなどで簡単に入手することができます。
海外製のホワイトニング歯磨き粉で歯は白くなる?
ホワイトニングが一般的になっており、真っ白な歯がいいとされているアメリカなどでは、色素を分解し白く染めていく「過酸化水素」や「過酸化尿素」などの漂白成分が配合された歯磨き粉が市販で販売されています。

歯のホワイトニングがポピュラーなアメリカでは、漂白成分が配合されたホワイトニング歯磨き粉を使用して毎日の歯磨きをすることによって、歯科医院で施術するような歯の白さを実感できることから人気があります。
日本で販売されているホワイトニング歯磨き粉で歯が白くなるというのは、歯の表面の黄ばみや着色汚れを除去して、もともとの自然な歯の白さを取り戻すということなので、海外の漂白効果が入っているホワイトニング歯磨き粉とは違います。
そのため、日本では海外のホワイトニング歯磨き粉を購入することができないため、使用したいという方は海外旅行へ行ったときに海外のホワイトニング歯磨き粉を購入している方がいたり、最近ではbuymaなどネットで販売されているものを購入している人もいるようです。
海外製のホワイトニング歯磨き粉で注意したいこと

歯のホワイトニングが一般的なアメリカでは、過酸化水素が配合されているホワイトニング歯磨き粉の種類も豊富にあります。漂白成分が入っているとはいえ、一般の方が使用できるように安全性は考慮されています。
毎日使用することによって、歯の表面の黄ばみや着色汚れを落とすだけではなく、歯の内側から色素を分解して本来の歯の白さよりも白くすることが期待できます。
しかし、日本では歯の内側の色素を分解して歯の漂白する「過酸化水素」や「過酸化尿素」を使用したホワイトニングは、さまざまなリスクがある高濃度の薬剤なので、歯科医師や歯科衛生士で国家資格を持っている方しか取り扱うことができません。
薬液の濃度も歯科医院で施術されるホワイトニングの薬剤よりは低くなっていますが、海外のホワイトニング歯磨き粉を使用するときに注意した方がいいことがあります。
海外のホワイトニング歯磨き粉の注意点
- 薬剤の成分が歯にしみる・痛みを感じる
- 口の中の痛みや粘膜のただれ
- 濃度や成分が不明確
- 無カタラーゼ症の方は使用できない
過酸化水素や過酸化尿素には、歯の表面の「ペリクル」という成分をはがす作用があります。
ペリクルは歯を保護するはたらきを持つため、はがれると歯の神経に刺激が伝わりやすくなり、知覚過敏のように歯がしみたり、痛みを感じることがあります。
日本人は歯の表面のエナメル質が薄くて弱く、欧米の方と歯の性質が違っているので、歯がしみたり、痛みを感じやすいため、違和感を感じた場合には使用回数を減らしたり使用を中止しましょう。
過酸化水素は、一般的に言うとオキシドールのことで、海外製のホワイトニング歯磨き粉を長時間口の中に置いていて、成分が粘膜や血液と反応したときに泡や熱を放出して口腔内の粘膜を刺激することがあります。
口の中の痛みや粘膜のただれを起こす原因にもなってしまうため、短い時間で正しく歯磨きをするようにしましょう。
海外製品を個人輸入してホワイトニングを行う場合、配合成分や濃度がよくわからないケースも考えられます。
国内では歯科医院でないと取り扱いできない濃度のホワイトニング歯磨き粉という可能性もあり、使用方法を守らないと知覚過敏症状が強く出てしまうリスクがあります。
海外のホワイトニング歯磨き粉を使用する場合、トラブルが起きてしまっても自己責任になるため、配合成分や濃度がはっきりわからないホワイトニング歯磨き粉の使用は避けましょう。
無カタラーゼ症とは、過酸化水素を分解するはたらきを持つカタラーゼという酵素が不足する病気です。
無カタラーゼ症の方は、過酸化水素の配合されている海外のホワイトニング歯磨き粉を使用することができません。
使用していはいけないことを知らずに使用すると、口腔内が壊死する可能性があるため注意が必要です。
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一般的なホワイトニング歯磨き粉は、研磨剤で歯を削って汚れを取りますが、ちゅらトゥースホワイトニングは「研磨剤不使用」のため、歯を傷つけることはありません。
日本で販売されているホワイトニング歯磨き粉の効果とは?

一般的に日本で販売されているホワイトニング歯磨き粉のホワイトニング効果は、「清掃剤」や「研磨剤」による、歯の表面の黄ばみや汚れを浮かせて除去します。
しかし、ここで注意しなければいけないのが、安いホワイトニング歯磨き粉には研磨剤の粒が大きいものが使用されていることが多く、歯の表面のエナメル質に傷がついてしまい余計に汚れが付着してしまいます。
そのため、歯の表面に傷がつきにくい粒子の細かい研磨剤の歯磨き粉、研磨剤が配合されていない歯磨き粉、歯の表面の汚れを浮かせて除去する成分が配合されたホワイトニング歯磨き粉を選ぶようにしましょう。
- ハイドロキシアパタイト(ヒドロキシアパタイト)
- ポリリン酸ナトリウム
- ポリアスパラギン酸
- リンゴ酸
- メタリン酸ナトリウム
- PEG-8(マクロゴール400)
- PEG-600(ポリエチレングリコール600) など
これらのホワイトニング成分は、歯の表面についた黄ばみ・着色汚れ・ヤニなどの汚れを浮かせて除去するため歯の表面を傷つけません。
- 炭酸カルシウム
- 炭酸水素ナトリウム
- 無水・含水ケイ酸
- リン酸カルシウム
- 水酸化アルミニウム
- ピロリン酸カルシウム
- マイクロクリスタリンワックス
- 酸化チタン
- シリカ など
これらの成分は研磨剤の粒子が大きく歯の表面の汚れを削って落とすので、歯の表面のエナメル質が傷ついてしまい、余計に汚れが付着しやすくなります。
海外のホワイトニング歯磨き粉のまとめ
歯の黄ばみや着色汚れは、緑茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワインなどのポリフェノールを含む飲み物、カレー、ソース、醤油、ケチャップなどの色の濃いものやタバコなどが原因になっています。
また、日本人は元々エナメル質が薄いので、歯が黄色く見える人が多いこともありますが、食事ですり減ったり、炭酸、スポーツドリンク、オレンジジュースなどの酸の強い飲み物を飲むことで、エナメル質が溶けやすくなります。
歯の表面のエナメル質が薄くなることで、黄色い象牙質が透けて見えてしまい歯が黄色く見えることもあります。
歯の汚れが気になって、自宅でホワイトニング歯磨き粉を使用して歯を白くしようと考えている方、歯の汚れが気になっていてもなかなか人に相談することもできずに悩んでいる方は、まず日本国内で販売されている、研磨剤が使用されていないホワイトニング歯磨き粉をおすすめします。
しかし、どうしても歯磨き粉で歯科医院で施術されるような真っ白な歯にしたいという方は、自己責任になりますが海外製のホワイトニング歯磨き粉を使用してもいいでしょう。
歯の痛みや知覚過敏などが不安だという方は、歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。