歯のホワイトニングの施術方法4種類を比較と解説!

ホワイトニング施術方法

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「歯の黄ばみや着色汚れをホワイトニングしたい!」と、歯の汚れをなんとかしたいと思っていても、歯のホワイトニングの種類が自分にどれが合っているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

歯のホワイトニングの施術方法は4種類に分けることができます。
この4種類にはそれぞれ特徴があり、施術方法や歯が白くなるまでにかかる期間、費用などにも違いがあります。

ここでは、4種類のホワイトニング方法について詳しく紹介していくので、自分に合った歯のホワイトニング方法を選ぶときの参考にしてみてください。

歯のホワイトニング4つの種類

一般的に歯のホワイトニングは大きく分けて4種類に分けることができるのですが、歯が白くなるまでの施術方法はそれぞれ違っており、時間や費用なども含めて自分に合う方法でホワイトニングをすることが大切です。

施術方法の種類

・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・デュアルホワイトニング
・セルフホワイトニング

施術方法オフィス
ホワイトニング
ホーム
ホワイトニング
デュアル
ホワイトニング
セルフ
ホワイトニング
(ホワイトニング
歯磨き粉)
目 的自分で手間をかけず短期間で白い歯を目指したいリーズナブルに透明感のある自然な白い歯を目指したい最短で芸能人のような真っ白な歯を目指してキープしたい歯の表面の汚れを除去して本来の自然な歯の白さに近づけたい
方 法専用の濃度の高い薬剤とレーザーを使用して歯の内側から漂白して白くする専用のマウスピースに薬剤を入れて毎日数時間装着するオフィスホワイトニング+ホームホワイトニングを併用するホワイトニング歯磨き粉とブラッシング併用する
成 分過酸化水素過酸化水素(尿素)
亜塩素酸ナトリウム など
過酸化水素(尿素)
亜塩素酸ナトリウム など
ポリリン酸ナトリウム
ハイドロキシアパタイトなど
理想の白さに
近づくまでの
期間
1回~
任意の施術回数
(白さによって回数が異なる)
2週間~
1ヶ月程度
(個人差があります)
1回~3ヶ月
(白さによって回数が異なる)
数週間~
4ヶ月程度
持続期間3~6ヶ月約半年~1年約1~2年数時間〜1日
施術者歯科医師・衛生士自分歯科医師・衛生士
自分
自分
取り扱い歯科医院歯科医院歯科医院ドラッグストア
ネット販売 など
費 用¥10,000~
¥70,000程度
¥10,000~
¥50,000程度
¥50,000~
¥80,000程度
¥500~
¥5,000程度
すべての施術おいてホワイトニング効果には個人差があります

オフィスホワイトニング

こんな人におすすめ!

・短期間で真っ白な歯を目指したい
・施術を歯科医院で受けたい
・予算に余裕がある

オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の「過酸化水素」を使用した薬剤を歯の表面に添付して、特殊なライトやレーザーを照射してホワイトニング効果を高める施術方法です。

歯の内部の着色を漂白して白くするまで短時間で効果が出やすいのが特徴です。

オフィスホワイトニングのメリット・デメリット

メリットデメリット
・短期間で理想の白さを目指せる
・歯科医師、衛生士による施術で安心
・任意で施術回数を決められる
・器具などを自分で管理しなくていい
・持続期間が短い
・定期的に施術をする必要がある
・歯が染みるなどの刺激を感じることがある
・費用がかかる

オフィスホワイトニングは、歯科医師や衛生士であるプロが施術してくれます。

歯を自分の理想の白さがどれくらいなのかによって回数が異なったり、白い歯に近づける期間も個人差があります。

一般的な通院の頻度は1ヶ月以内に1回のペース、もっと早く白くしたい方は2~3週間に1回のペースで約3〜5回繰り返すとよいとされています。

即効性があるので短期間で理想の白さを目指せることができますが、色の濃い食べ物や飲み物によって再び黄ばみや着色がついてしまうことが少なからずあります。

ホワイトニングの持続時間は個人差はありますが、平均3~6ヶ月といわれており、白さを維持するためには定期的に施術を行う必要があります。

施術には歯を漂白して白くするために濃度が高い薬剤を何度も使用するので、歯や歯茎へのダメージや知覚過敏などを起こしてしまうことがあります。

また、詰め物や被せ物、人工歯、神経の治療を受けた歯、テトラサイクリン歯は、ホワイトニングで白くなりにくいとされています。

テトラサイクリン歯とは

テトラサイクリン系の抗生物質は、かつてはマイコプラズマ肺炎や百日咳の特効薬として、また風邪薬のシロップとして用いられていました。
歯が作られる0~12歳までに服用していると、副作用によって歯の色がグレーなどに変色したり、シマ模様になってしまうことがあります。

オフィスホワイトニングは歯科医院でのみできる施術

歯科医院でのホワイトニングで使用される高濃度の「過酸化水素」は、歯の内側の色素を分解して歯の漂白するため、薬剤が歯にしみたり、痛みを感じたり、歯茎に付着したときに白くなってしまうことがあります。

日本の薬事法では毒物及び劇物として指定されており、歯科医院で安全に取り扱うことが必要で、効果が高いからこそ国家資格を持っている歯科医師や歯科衛生士しか取り扱うことができません

ホームホワイトニング

こんな人におすすめ!

・歯の白さのレベルを調整したい
・歯が染みないホワイトニングがいい
・持続期間を長くしたい

ホームホワイトニングは、歯科医院やホワイトニング専門クリニックで、オーダーメイドのマウスピースを作って、過酸化水素とほとんど同じ成分で低濃度の「過酸化尿素」の薬液を医院で処方してもらい、自宅でマウスピースに薬液のジェルを流し込んで装着する施術方法です。

毎日の施術で徐々に歯の内側の黄ばみが漂白されることで歯の白さが実感できるため、目標の色を自分で調整しやすいのが特徴です。

ホームホワイトニングのメリット・デメリット

メリットデメリット
・自分のペースでホワイトニングができる
・通院回数が少ない
・知覚過敏になりにくい
・効果の持続期間が比較的長い
・効果が実感できるまで時間がかかる
・毎日1~2時間装着しなければならない
・自分で管理をする必要がある

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングより即効性はありませんが、歯の白さも約1~2年と持続期間が比較的長いので、定期的に行うことで効果を維持することができ、メンテナンス費用も抑えることができます。

また、薬剤の濃度が低いので歯や歯茎への刺激が少なくダメージが軽減されるため、知覚過敏などが起こりにくくなります。

歯科医院ではホームホワイトニングをする前に、カウンセリングや口腔内の状態も確認してからマウスピースと薬剤を処方してもらえます。

薬剤は1クール(約2週間分)で処方され、再び歯科医院で歯の色のチェックやメンテナンスをしてもらい、その後、自分の目指す歯の白さによって薬剤を処方してもらいます。

自宅で行うホームホワイトニングは自分で継続していかなければ効果が実感できないため、面倒かもしれませんが持続する努力が必要になります。

市販の物を自己判断で使用するのは注意が必要!

ホームホワイトニングで使用するマウスピースや薬剤のジェルは、ネット通販などで検索すると購入することはできるのですが、市販の物を自己判断でホワイトニングをしてしまうと効果が実感できなかったり、薬剤が合わなかったりなど危険な場合があります。

デュアルホワイトニング

こんな人におすすめ!

・最短で理想の白さを目指したい
・費用が高くなっても歯を真っ白にしたい

「オフィスホワイトニング+ホームホワイトニング」を併用するデュアルホワイトニングは、歯科医院で施術を受ける「オフィスホワイトニング」と、歯科医院で処方してもらった薬剤を自分が自宅でホワイトニングを行う「ホームホワイトニング」を組み合わせた施術方法です。

2つのメリットである効果の持続期間と即効性を併せ持っているので、芸能人の方に見るような真っ白な歯を目指したい方におすすめです。

デュアルホワイトニングのメリット・デメリット

メリットデメリット
・白さの持続期間が比較的長い
・短期間で理想の白さを目指せる
・自然な白い歯を目指せる
・コストがかかる
・歯科医院への通院が面倒
・知覚過敏になりやすい

オフィスホワイトニングで使用されるホワイトニング薬剤は基本的に「過酸化水素」を含むものが使用され、ホームホワイトニングで使用されるのは基本的に「過酸化尿素」を含む薬剤です。

過酸化水素配合薬剤によるホワイトニングは即効性がありますが、歯の表面の透明度が失われやすく、色戻りもしやすい特徴があります。

その一方で、過酸化尿素配合薬剤によるホワイトニングは即効性は低いものの、自然な透明度のある白い歯を目指しやすく、白さの持続期間が長続きしやすいです。

どちらも医療機関でしか取り扱えない濃度や種類の薬剤を使用するため、2つのメリットが組み合わさることでより理想的な白い歯を目指せることができます。

人によっては歯への刺激が起こる可能性があるので、歯科医院では知覚過敏抑制剤を処方してもらって、刺激を抑えながらホワイトニングを施術してもらうこともできます。

どちらも、定期的に通院する必要があるため面倒に感じてしまう方もいるかもしれませんが、真っ白な歯を目指したいという方は継続する努力が必要になります。

各歯科クリニックによって、オフィスホワイトニングおよびホームホワイトニングに使用する薬剤や光を照射する機械の種類が異なるため、費用も違ってきます。歯科医院で施術する前に費用の確認をしておきましょう。

セルフホワイトニング

こんな人におすすめ!

・手軽にホワイトニングを始めたい
・本来の自然な歯の白さがいい
・あまり費用をかけたくない

セルフホワイトニングは、ホワイトニング用歯磨き粉や歯の消しゴムなどを用いる方法です。

あるいはホワイトニングサロンで自分で行う方法(過酸化水素や過酸化尿素ではなく酸化チタンなどを使用する方法)も、セルフホワイトニングに含まれます。

セルフホワイトニングの中でも人気が高いのはホワイトニング歯磨き粉で、毎日の歯磨きで歯磨き粉に配合されているホワイトニング成分と正しいブラッシングによって、歯の黄ばみや着色汚れなどの歯の表面の汚れを落とすことで、本来の自然な白さに近づける方法です。

セルフホワイトニング(ホワイトニング歯磨き粉)のメリット・デメリット

メリットデメリット
・手軽に歯の汚れを除去できる
・自然な歯の白さにできる
・歯科医院に通わなくていい
・口内環境がよくなる
・効果を実感できるまでに時間がかかる
・商品によっては研磨剤で歯が傷つく

ホワイトニング歯磨き粉によるホワイトニングは、歯そのものを漂白する作用は持っていないので、歯を漂白する作用を持つ薬剤を使用するオフィスホワイトニングやホームホワイトニングと比較すると、リーズナブルにホワイトニングを行える特徴があります。

ホワイトニング歯磨き粉の成分をしっかりと実感するためには、歯のすみずみまでキレイに磨く正しいブラッシングをすることが重要です。

表面の汚れを除去する際に、歯のすみずみまでキレイに歯磨きをすることを意識するようになることで口内環境が整っていくことで、虫歯予防、歯周病予防などにもつながります。

日本ではホワイトニング歯磨き粉で歯の漂白はできない

ホワイトニングが一般的になっているアメリカなどでは、色素を分解し白く染めていく漂白成分が配合された歯磨き粉が市販で販売されています。

しかし、日本では「過酸化水素」や「過酸化尿素」を使用したホワイトニングは、歯の内側の色素を分解して歯の漂白するため、薬剤が歯にしみたり、痛みを感じたり、歯茎に付着したときに白くなってしまうことがあるため、歯科医師や歯科衛生士で国家資格を持っていないと取り扱うことができません

そのためホワイトニング歯磨き粉はドラッグストアなどで数多く販売されていますが、国内で販売されているホワイトニング歯磨き粉には歯自体を白くする効果がありません。

あくまでホワイトニング歯磨き粉は、喫煙や飲食などによって歯の表面に付着した着色を、歯磨き粉の成分とブラッシングの力で除去して、歯本来の自然な白さに近づけることが目的となっています。

歯のすみずみまでキレイにするブラッシングの仕方

普段なんとなくしている歯磨きですが、歯医者さんが推奨するブラッシング方法によって、ポイントをしっかりと押さえて歯磨きをすることで汚れを除去して歯が白くなります。

磨き残しが多くなってしまう方のブラッシングは、磨きやすいところだけ磨いて、奥の方の磨きにくいところは適当に磨いてしまっています。

ブラッシングをする位置があちこち飛んでしまわないように、磨く順番を決めて1本1本を優しくブラッシングするのがおすすめです。

正しいブラッシングの方法

スクラビング法

歯の外面に歯ブラシの毛先を90度の角度であてて、歯ブラシの毛先が広がらない程度に優しく、左右に小刻みにブラッシングします。
奥歯の裏側や嚙み合わせ面の歯垢(プラーク)の除去に適しています。

バス法

歯と歯茎の境目に45度の角度で歯ブラシの毛先を当て、歯ブラシの毛先が広がらない程度に優しく、左右に小刻みにブラッシングします。
歯周ポケットの汚れをかき出す磨き方で、歯垢(プラーク)の除去と歯茎のマッサージ効果があります。

おすすめのブラッシング方法

スクラビング法(3分)+バス法(2分)を組み合わせて磨く

 

ブラッシングをした後に舌で歯の表面を触ってみると、歯の表面のプラークが除去されて、ザラザラからツルツルになっているのがわかるでしょう。

美容サロンなどで行うセルフホワイトニング

美容サロン・スポーツジム・ビジネスホテル・ホワイトニング専門サロンで展開している、すべての施術工程を自分自身で行う方法です。

特殊なホワイト溶液、LED照射、ブラッシングをして歯を白くしていくので、歯がしみることを避けたい方や、歯の表面の汚れを落として本来の白さを取り戻したい方などに向いています。価格もお手頃で着色しやすい食べ物の食事制限もありません。

※出典:CHARION公式サイト「美歯口ホワイトニング」

歯のホワイトニングの施術方法4種類 まとめ

歯のホワイトニングは種類ごとに特徴があって、自分に合っている方法が一番いいということもあり、一概にこれがおすすめ!と言える方法はありません。

自分がどれくらいの期間でどれくらい歯を白くしたいのか、費用はどれぐらいかけられるのかなど、おすすめのホワイトニングの種類はそれぞれ違います。

この記事を参考に、自分に合ったホワイトニング方法を見つけて、自分が目指す歯の白さに近づけるようにしましょう。

歯が白くなるのを目指すとともに、口内環境もよくなって歯周病予防や虫歯予防などへもつながっていきます。