毛巣洞

毛巣洞とは

毛巣洞は、臀部に生えている毛が皮膚の下に膿瘍(膿のたまり)を作る病気です。多くは臀部正中上部の割れ目に小さな穴と、その下に触れる膿のしこりとして認識されます。多くは体毛の濃い男性に認められ、タクシーやトラックの運転手など、長時間座位で過ごす人に多く発症します。感染を繰り返さなければ問題ないのですが、長期に感染を繰り返していると、有棘細胞癌という癌が発生する場合があり、注意が必要です。

毛巣洞の症状と特徴

おしりの割れ目付近の痛み、腫れ、膿が出続けるといった症状があります。若年男性で体毛の多い人に多く発症すると言われていますが、女性に発症する事もあります。

毛巣洞の治療方法

皮下に膿がたまっている場合は、まず局所麻酔または腰椎麻酔をして切開排膿を行います。多くの場合で炎症を繰り返すため、炎症が治まった時期に腰椎麻酔をして病変部の皮膚を切除します。

毛巣洞の予防

臀部の体毛の除去が有効と考えられています。特に根治切除術後は脱毛を推奨しています。

 

毛巣洞のよくある質問

Q.毛巣洞をほっとくとどうなる?

A.毛巣洞は、小さいものであれば、放っておいても自然治癒することがあります。その場合、1~2週間程度で気にならなくなるでしょう。毛巣洞がだんだん大きくなっている場合は、症状が進行していると考えられるため、放置してはいけません。症状が進行しているのに放置してしまうと、毛巣洞に膿がたまり、大きくなってしまいます。特に、座った際に刺激になる部位にできている毛巣洞には注意が必要です。放っておくことで腫れや痛みが強くなり、座ったり寝転んだりすることがつらくなってきます。

Q.がん化することもありますか?

A.毛巣洞は、一度治っても同じような場所に繰り返し発症してしまうことも多いです。繰り返し刺激を与えていることで、ガン化してしまうリスクもあります。

Q.自分で膿を出しても大丈夫ですか?

A.膿が出ている毛巣洞は、感染が進み、化膿も進んで膿が内部で増えている状態です。膿を出すと一時的に楽になりますが、傷口がむき出しになっている状態なので、刺激によって痛みが出たり、傷跡が残りやすくなったりします。毛巣洞の膿を自分で出すことは避けて、医療機関で治療を受けましょう。

 

 

皮膚科の疾患

 

当院で掲載している疾患に関する説明は、患者さん並びにご家族の皆様に参考となる情報提供であり、全ての疾患の検査や治療を行えるわけではありません。

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