受け口(下顎前突、反対咬合)の治療・矯正

受け口とは

受け口は、歯並びの不正や歯と歯の噛み合わせが正しくない場合に起こる口の状態のことを指します。

この状態が続くと、歯ぎしりと同様に、歯の摩耗や歯茎の炎症などの口のトラブルを引き起こす可能性があります。

受け口の治療

受け口は、歯科医院で治療することができます。

治療の方法は、患者さんの状態によって異なりますが、大まかには以下の3つの方法があります。

  1. 矯正治療
    歯並びが原因となっている場合、矯正治療によって歯並びを調整することで、受け口を改善することができます。矯正治療には、歯列矯正器、マウスピース矯正器、インビザラインなどの方法があります。治療期間は、状態によって異なりますが、通常は1年半〜2年程度が必要です。
  2. 義歯治療
    受け口が重度の場合や、矯正治療が不可能な場合には、義歯を使用することで受け口を改善することができます。義歯治療には、部分入れ歯、全入れ歯などの方法があります。治療期間は、状態によって異なりますが、通常は1か月〜3か月程度が必要です。
  3. 手術治療
    受け口が重度の場合や、矯正治療や義歯治療が不可能な場合には、手術による治療が必要になる場合があります。手術治療には、歯科口腔外科的手術、口腔内科的手術などがあります。治療期間は、状態によって異なりますが、通常は1か月〜3か月程度が必要です。

受け口を改善するセルフケア

受け口を改善するためには、歯科医院での治療だけでなく、自宅でのケアも重要です。

以下に、受け口改善のための自宅でのケア方法をご紹介します。

  1. 舌のトレーニング
    受け口の原因の一つとして、舌の癖が挙げられます。舌を前に出しすぎる癖があると、前歯が前に押し出されて受け口になる可能性があります。具体的なトレーニング法としては、舌を上下左右にゆっくりと動かす、舌を丸めて上あごに押し付けるなどの方法があります。
  2. 口周りの筋肉のトレーニング
    口周りの筋肉が弱いことも、受け口の原因となります。口周りの筋肉を鍛えることで、口を閉じやすくしたり、前歯を押し出すのを防いだりすることができます。口をすぼめる、唇を突き出すなどの動きを繰り返し行うと効果的です。
  3. 正しい姿勢を意識する
    猫背になると、顎が前に突き出て受け口が悪化する可能性があります。背筋を伸ばして、正しい姿勢を意識しましょう。
  4. 悪い癖を改善する
    頬杖をついたり、うつ伏せで寝たりするなどの癖があると、受け口が悪化することがあります。このような悪い癖を改善しましょう。

なお、これらのセルフケア方法は、あくまでも補助的な手段であり、治療効果を保証するものではありません。受け口が気になる場合は、歯科医院を受診して、専門医による治療を受けることが大切です。

まとめ

受け口は、状態によっては深刻な口のトラブルを引き起こすことがありますので、早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

また、歯科医院での治療と自宅でのケアを組み合わせることで、受け口を改善することができます。ぜひ、今日から始めてみてください。

 

【web予約】

【外来医師担当表】
午前
10:00-13:00
午後
14:30-20:10
※土13:00-17:00
 日14:00-18:00
高橋高橋
清水
福本
清水
福本
清水
福本福本
清水
高橋
服部※月に1回
高橋
清水
高橋高橋
福本
岡本
福本
清水
石通※月に1回矯正のみ
清水
石通※月に1回矯正のみ
※医科は急な事情で休診や受付時間、担当医が変更になる可能性があります。

【アクセス】

歯科の疾患

   

関連記事

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. 全身性エリテマトーデス

  2. カサバッハ・メリット症候群

  3. 生活習慣病について

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
TOP