この記事は、ピル処方に年齢制限があるのか、各クリニックの対応やガイドラインを調査した記事です。
処方の年齢に関しては、35歳以上の処方に対応していないクリニックや、45歳未満まで対応しているクリニックなどがあります。
- 40歳以上の女性は処方に対応していないクリニックが多い
- マイピルは45歳未満の女性に対応と記載(健康状態や生活習慣によって対応不可の場合あり)
- レバクリは15歳〜39歳の女性に対応(喫煙している方は34歳まで対応)
処方の条件は変更になる可能性もあるため、公式サイトの情報を確認しましょう。
オンライン診療に関しては下記表で比較できますので、焦らずじっくりチェックして、ご自身の処方先をお決めください。
ピルのオンライン診療比較表
スマルナ (iPhone・Android) | クリニックフォア | マイピル | |
---|---|---|---|
低用量ピル (料金は税込) | 1シート:2,980円〜 3シート:8,340円〜(月2,780円〜) 12シート:23,760円(月1,980円) ※ 診察料必要、送料無料 | 通常価格:3,278円 定期配送:2,783円 12ヶ月おまとめ定期(クーポン利用時):23,400円(1シート1,950円) <初診料0円クーポン利用方法> 決済ページのクーポン欄に「PILL1950」と入力 | 1シートプラン:2,959円+送料 3シートプラン:8,877円 6シートプラン:1万7,754円 |
初診料 | 1,500円 | 低用量ピル:0円(クーポン利用時) アフターピル・月経移動ピル:1,650円 ※ お薬の処方がない場合は診察料がかかります。 | 低用量ピル:1,650円(定期便は0円) 中用量ピル・アフターピル:1,650円 |
送料 | 0円 | 送料:0円(クーポン利用時) 550円(通常) | 低用量ピルの送料:550円 生理移動・アフターピルの送料:770円 バイク便:8,690円+550円(梱包代) |
特徴 | チャット対応可能 (ビデオ通話も可) 送料無料 | 初診料0円 初めての利用で使えるクーポンがある | 低用量ピル・アフターピル・生理移動ピル対応 |
詳細 | iPhoneはこちら Androidはこちら | 低用量ピルはこちら 中用量ピルはこちら アフターピルはこちら | 公式サイト |
- スマルナ:チャット対応可が良い人におすすめ
- クリニックフォア:利用しやすいと感じた方におすすめ
- マイピル:アフターピルにも対応
ピル処方の年齢制限をクリニック別に解説
ピル処方は年齢制限が設定されています。
各クリニックの公式サイトに掲載されている年齢についての記載をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- レバクリの年齢制限
- スマルナの年齢制限
- クリニックフォアの年齢制限
- マイピルの年齢制限
レバクリの年齢制限
レバクリは15歳未満、40歳以上の方のピル処方に対応していません。
つまり、15歳〜39歳の女性に関しては、ピル処方可能です。
ただ、35歳以上であっても喫煙をする方は処方できません。
以下に当てはまる方には、ピルを処方できません。
レバクリ:使用上の注意点
- 15歳未満、40歳以上の方
- 初経発来前または閉経後の方
- 35歳以上で喫煙をする方
- 35歳以上でBMIが35以上の方
- 重度の高血圧の方
- 血栓症に関連する病歴がある方
- 重度の肝障害のある方
- 乳がんを患っている方
スマルナの年齢制限
スマルナのピル処方は18歳以上の方限定です。
※スマルナでの診察は18歳以上の方に限ります。
引用:スマルナ-スマルナの使い方
反対にどの年齢までピル処方に対応しているかの記載はありませんでした。
スマルナはアプリをインストールすると診察に申し込めます。
アプリ内にコンテンツがまとめられており、問い合わせもできますので、年齢に関して気になる方はスマルナに問い合わせてみるのがおすすめです。
クリニックフォアの年齢制限
クリニックフォアのピル処方にも、年齢制限があります。
低用量ピルに関しては以下の条件となっています。
年齢35才以上でタバコを1日15本以上吸う方
初経前、年齢50才以上もしくは閉経している方
引用:クリニックフォア-ピルのはじめかたガイドブック
また、アフターピルに関しては下記の条件があります。
オンライン診療においては15歳以上を対象とさせていただいております。
引用:クリニックフォア-アフターピル処方
年齢以外の条件でも、処方できるかどうかは異なるため、詳細は診察時にご確認ください。
マイピルの年齢制限
マイピルは年齢制限が公式サイトに明記されています。
・低用量ピル 高校生(15歳)以上、45歳未満
引用:マイピル-ご注意
・アフターピル 高校生(15歳)以上
低用量ピルは45歳未満、15歳以上の方が処方の条件です。
アフターピルは15歳以上が条件となっています。
また、45歳未満の方でも、普段の生活習慣や喫煙習慣、既往歴によってはピルを処方してもらえない場合があります。
\料金やピルの種類を比べられる/
ピルの年齢制限が気になる方が知っておきたいポイント
1.未成年の場合は保護者と一緒に受診する場合がある
未成年の場合は、保護者と一緒の受診が必要な場合があります。
クリニックによって規定がありますので、各クリニックの公式サイトを確認するか、事前に問い合わせるようにしましょう。
保護者との受診は未成年者の健康と安全を守るため、また医療倫理および法的責任の観点から重要な措置です。
保護者の同伴は、未成年者が適切な情報に基づいた意思決定を行い、健康上のリスクを正しく理解し、管理する手助けとなります。
2.40歳を過ぎるとリスクが高まる
40歳以上でピルを服用する際のリスクは、血栓症のリスクです。
血栓症(血管内で血液が固まり、血流を妨げる状態)のリスクが若年層に比べて自然に高くなるため、40代以降は処方に詳細な検査が必要な場合があります。
また、医師からストップされるケースもあります。
- 血栓症
- 高血圧
- 高コレステロール血症
心血管疾患のリスクが上がるので、ピル処方の判断も慎重になります。
40代以降の女性はピル以外の対処法を提案される可能性もあります。
年齢の条件を満たしているからといって、ピルが処方されるわけではない点に注意しましょう。
3.喫煙の習慣がある場合は30代でも処方不可なケースがある
喫煙の習慣がある場合は、30代でも処方不可のケースがあります。
各クリニックの喫煙に関する記載を見ると、以下のような記述がありました。
年齢35才以上でタバコを1日15本以上吸う方
初経前、年齢50才以上もしくは閉経している方
引用:クリニックフォア-ピルのはじめかたガイドブック
■35歳以上で1日15本以上喫煙する場合
引用:スマルナ-服用を検討中の方
35歳以上で1日15本以上まではいかずとも、習慣的に喫煙している場合も血栓症のリスクが高いため、原則的に服用はできません。
また、35歳以下の方でも、習慣的に喫煙している場合はピルを処方してもらえない場合があります。
喫煙習慣がある方は、問診や医師との診察時に、処方してもらえるかどうか確認しましょう。
ピルの年齢制限に関してよくある質問
ピルの年齢制限に関して、よくある質問をまとめました。
40代で初めてピルを処方しても良いですか?
各クリニックの公式サイトに記載されている条件を満たしていれば、ピルの処方は可能です。
ただ、慎重に判断する必要がある年齢ですので、健康面で問題はないかなどに注意を払いましょう。
ピルは35歳以上だと禁止ですか?
35歳以上でも服用可能です。
ただし、喫煙本数が多すぎる場合は、ピルを処方してもらえません。
まとめ:ピルの年齢制限はクリニックによって設定!喫煙の習慣がなければ45歳未満まで可能な処方先あり
ピルの年齢制限はクリニックによって設定されており、最終的には医師の判断によって決定されます。
喫煙の習慣がなければ、45歳未満まで処方してもらえる場所があるため、40代の方も一度相談してみるのがおすすめです。
- 45歳未満まで処方できるオンライン診療がある
- 喫煙歴や健康状態、既往歴で、30代でも処方できない場合がある
- 細かい規定は各クリニックで異なるため、公式サイトを確認
ピルの処方先に関しては当記事でまとめています。
事前に問い合わせで確認できる場合もありますので、気になる方は各処方先の公式サイトをご確認ください。
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