「ピルを避妊目的だけでもらえるのか知りたい」
「避妊目的でもらうのが恥ずかしいけど、その時の対処法はある？」
「避妊目的でもらう時の注意点を教えて欲しい」

そんなピルに関する疑問にお答えします。

結論として、ピルは避妊目的だけでもらえます。

ただ、ピルを処方してもらう時に、どのような点に気をつければ良いか気になる方も多いのではないでしょうか。

当記事では、避妊目的だけでもらう時に知っておきたいポイントを解説します。

オンライン診療の内容や料金についても触れてますので、ぜひ参考にしてください。

ピルを避妊目的だけでもらうのは大丈夫？

ピルを避妊目的だけでもらうのは問題ありません。

避妊目的で処方するクリニックもありますし、オンライン診療でも処方してもらえます。

• 検査を受けたい、直接診察を受けたい場合：産婦人科へ行く
• 自宅から診察を受けたい場合：オンラインで処方してもらう

オンライン診療はネット上での問診と医師とのビデオ通話による診察があり、自宅からでもピルを処方してもらえる方法です。

産婦人科に行くのが恥ずかしい方や、通院時間を確保できない方は、オンライン診療もご検討ください。

ピルを避妊目的だけでもらう時に知っておきたいポイント

1.21錠タイプと28錠タイプがある

ピルは21錠タイプと28錠タイプがあります。

どちらを選んでも避妊効果には影響しませんが、ピルは飲み忘れができないため、毎日飲み続けたい場合は28錠タイプを処方してもらいましょう。

21錠タイプと28錠タイプの違いは「偽薬がある28錠タイプは飲み忘れを防ぎやすい」にも詳しく解説しています。

2.副作用と服用期間

副作用と服用期間も検討する必要があります。

ピルを飲み始めてすぐに副作用が起こってしまう可能性がある場合、長期で処方をすると料金が無駄になってしまいます。

• 副作用に不安がある：短期の処方から始める
• 副作用がない、過去にピルを服用した経験がある：長期のまとめ買いも選択肢

長期でまとめ買いをすると、1ヶ月あたりのピルの料金が抑えられ、トータルの負担が減ります。

3.OCとLEPの違い

低用量ピルにはOCとLEPがあります。

避妊を目的とする場合はOCで、LEPは避妊ではなく治療を目的として処方されるため、OCを処方してもらいましょう。

医師に相談する際に避妊目的だと伝えれば、間違ったピルを飲む心配はありませんが、事前に知っておくと安心できます。

4.ピルの合う合わないは個人差がある

ピルの合う合わないは個人差があります。

ネット上の口コミやサイトの情報で副作用がなかったと書かれていたとしても、副作用が出てしまう可能性があるため、口コミは参考程度に留めておきましょう。

そして、副作用が出てしまった場合は、早めに相談できる環境は大事です。

口コミを参考にするのではなく、最終的には医師の診察内容を踏まえて、服用を判断しましょう。

避妊目的でピルを処方してもらう場合の値段

ピルの料金	3,000円前後
初診料	1,500円〜2,000円程度 ※ 初診料0円の処方先もあり

避妊目的でピルを処方してもらう場合は、1ヶ月3,000円前後となります。

初診料も合わせてチェックする必要があるため、ピルの料金と初診料の両方を必ずチェックしましょう。

避妊目的だけで処方してもらう場合、どのピルを選ぶ？

1.偽薬がある28錠タイプは飲み忘れを防ぎやすい

ピルの飲み忘れが怖い方は、毎日服用する28錠タイプがおすすめです。

ピルは21錠と28錠タイプがあり、以下の特徴があります。

錠数	特徴
21錠	7日間の空白期間がある 再開時に飲み忘れないよう注意が必要
28錠	飲み忘れがないように、偽薬が処方される 偽薬を含めて毎日飲むため、飲み忘れにくくなる

避妊効果を得るためには飲み忘れてはいけません。

21錠タイプと28錠タイプの値段は大きく変わりませんので、好みの錠数を選びましょう。

2.1相性ピルと3相性ピルを知る

	1相性	3相性
特徴	どの錠剤もホルモン量が一定	ホルモンの量が3段階 決められた順番での服用が必要
ピルの種類	マーベロンなど	トリキュラー、ラベルフィーユなど

ピルには1相性ピルと3相性ピルがあります。

3相性ピルは自然の周期に近いため副作用が出にくいとされていますが、個人差があるため最終的には自分自身に合うピルを見つけるしかありません。

ただ、1相性と3相性ピルを把握してから診察を受けると、スムーズに処方してもらいやすくなります。

3.判断が難しいなら、医師に選んでもらう

判断が難しいと思ったら、医師に選んでもらいましょう。

オンライン診療でも、医師に選んでもらうという項目が用意されている診察もあります。

過去にピルを処方してもらった経験がある方は、同じ種類のピルを選ぶなどの対処ができますが、初めての方は判断が難しいです。

医師に選んでもらうようにすれば、診察や問診の結果から自分自身の状況にあったピルを処方してもらえます。

ピルを避妊目的だけでもらう場合の処方場所

オンライン診療

ピルのオンライン診療は、自宅から診察を受けたい場合におすすめです。

待ち時間がなく、予約を入れた時間に診察が受けられます。

また、初診料が発生しないオンライン診療もあるため、初診料が発生する産婦人科よりも料金が抑えられる可能性があります。

オンライン診療は土日祝にも対応しているため、平日が忙しい方にもおすすめです。

産婦人科に行く時間がない方や、初診料が発生しない方法で、ピルを処方してもらいたい場合はオンライン診療をご検討ください。

産婦人科

産婦人科でのピル処方は、直接診察してもらいたい場合や検査を受けたい場合におすすめです。

オンライン診療の場合はネット上の問診と医師の診察のみですが、産婦人科に行った場合は検査を受けられます（検査内容は産婦人科によって異なります）

オンライン診療では受けられない検査を受けたい方は、産婦人科を受診するのがおすすめです。

ピルを「避妊目的だけ」で処方してもらうのが恥ずかしい時はオンライン診療も選択肢

ピルを避妊目的だけでもらうのが恥ずかしい時は、オンライン診療も選択肢です。

産婦人科で直接診察を受けるのが苦手な場合でも、ビデオ通話による診察なら対面よりも話しやすいかもしれません。

避妊目的が恥ずかしいからといって、嘘の理由を言うのは以下の点で問題となります。

ピルを避妊目的でもらう場合は、正しく避妊目的だと伝える必要があります。

嘘はよくないので、対面で診察がどうしても「苦手」「恥ずかしい」という方はオンライン診療を検討してみてください。

ピルを避妊目的だけで処方してもらう場合におすすめのオンライン診療

まとめ：ピルは避妊目的だけでもらえる！オンラインでも処方可能

ピルは避妊目的だけでもらえます。

オンラインでも処方できるため、通院するのが難しい方や対面での診察が苦手な方は、オンライン診療も選択肢に入れてみてください。

オンライン診療に関しては当サイトでも、処方先をまとめています。

料金や内容を比較できますので、ぜひ参考にしてみてください。

ピルは避妊目的だけでもらえるのかに関してよくある質問

ピルは避妊目的だけでもらえるのかに関してよくある質問を紹介します。

避妊目的だけでピルをもらえる？

避妊目的だけでも、ピルはもらえます。

避妊目的だと伝えれば、ピルを処方してもらえるので、正直に伝えましょう。

内診なしでもピルを処方してもらえますか？

内診はないケースが多いです。

検査の後に処方される場合が多いですが、念のため産婦人科に問い合わせておきましょう。

ピルは避妊目的だけでも保険適用できますか？

避妊目的の場合は保険適用できません。

自由診療となり、全額患者側が負担します。