トリキュラーで生理を遅らせる時に失敗を避けたいと思いませんか？

当記事では、トリキュラーで生理を遅らせる時に大事なことを紹介します。

生理の移動は中用量ピルでも行えます。

トリキュラーと中用量ピルの違いも含めて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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トリキュラーで生理を遅らせる方法〜初めての場合は飲む順番に注意〜

1.新しいシート（次のシート）を用意する

トリキュラーで生理を遅らせる場合は、2シート以上用意する必要があります。

生理を遅らせるためには、1シートの服用を終えた後に、次のシートの服用を開始する必要があるからです。

服用中の低用量ピルが最低でも2シート以上必要となります。
生理が来て欲しくない期間が10日以上になる場合は医師の診察を受けてください。

引用：マイピル-低用量ピル

通常は21日目まで服用が完了した後に、偽薬を飲むか服用の間隔を開けますが、生理を遅らせる場合は次のシートを遅らせたい日数分使用します。

2.生理を遅らせたい日数分2シート目を服用する

生理を遅らせたい日数分、トリキュラーを服用しましょう。

21日錠服用後の休薬期間（偽薬服用期間）をスキップし、次のシートの黄色（オレンジ）の錠剤を服用します。

トリキュラーは赤色と黄色（オレンジ）、偽薬で28錠となっています（21錠の場合は偽薬なし）

現在内服しているシート①の21錠目まで飲んだら、新しいシート②の「12～21番のオレンジ色錠剤」を生理が来てほしくない期間が終わるまで、毎日1錠飲んで下さい。

引用：マイピル-低用量ピルを使用した生理移動方法

21錠まで飲み切ったら、新しいシートの12錠目から遅らせたい日数分を服用し、1シート目の偽薬を飲んでください。

引用：メデリピル-大事なイベントと生理が被る！ 低用量ピルでの生理日移動

次のシートの12錠目から服用する必要があるので、次のシートに移行する場合は間違いないようにしましょう。

生理を遅らせたい日まで服用したら、トリキュラーの服用をストップします。

3.内服終了後、数日以内に生理がくる

トリキュラーの内服終了後、数日以内に生理がきます。

その生理を確認したら、トリキュラーによる生理を遅らせるのに成功したことになります。

トリキュラーによる生理移動は医師の指示に従って、正しく行いましょう。

また、月経移動ピルを使用した方が良いケースもありますので、産婦人科やオンライン診療で医師に確認するのがおすすめです。

トリキュラーによる生理移動

1錠〜21錠	通常の服用
22錠目以降	生理を避けたい日まで、2シート目を黄色の錠剤を服用 （通常は休薬か偽薬を服用）
生理を避けたい日が経過	1シート目の偽薬服用（または休薬）

トリキュラーで生理を遅らせるデメリット

1.継続した服用が必要になる

トリキュラーを服用する際は、継続した服用が必要になります。

1シート服用した上で、2シート目で生理を遅らせる対策を行うからです。

• トリキュラー：21錠服用後、2シート目で生理を遅らせる
• 生理移動用のピル（中用量ピル）：生理の5日〜7日前から飲み始める

服用期間が長いと、負担が大きくなる可能性があり、飲み忘れなどのリスクも高まります。

ピルの服用期間を短くしたい場合は、中用量ピルで生理を遅らせるのがおすすめです。

2.飲み忘れや服用の順番を間違えられない

トリキュラーは飲む順番が決まっているため、飲み方には注意が必要です。

生理を遅らせるまでの約1ヶ月間は正しい順番で飲む必要があり、順番を間違えると思うような効果が得られない場合があります。

飲み方に長期間神経を使うのが苦手な場合は、中用量ピルなど服用期間が短いピルを服用するのがおすすめです。

トリキュラーで生理を遅らせるメリット

1.費用が抑えられる

トリキュラーは中用量ピルで生理を遅らせるよりも、費用が抑えられます。

1ヶ月あたりの料金は3,000円となっており、中用量ピルと比べると家計への負担が少なくなるケースが多いです。

料金の詳細は各クリニックで比較する必要がありますが、料金を抑えたい方はトリキュラーを処方してもらうと良いでしょう。

2.普段から服用している場合、副作用の可能性が予測できる

トリキュラーを普段から服用している場合、副作用の可能性が予測できます。

例えば、トリキュラーを2ヶ月間服用していて、その間に副作用が出ていない場合、トリキュラーで生理を遅らせた際も副作用が起きにくいと判断できるでしょう。

一方、中用量ピルに切り替えた場合は、副作用が起こる可能性があります。

ピルによって相性があるため、普段からトリキュラーを服用で問題がない方は、トリキュラーで生理を遅らせるメリットがあると言えるでしょう。

生理を遅らせる場合、トリキュラーではなく、中用量ピルも検討するのがおすすめ

生理を遅らせる場合、トリキュラーではなく、中用量ピルも選択肢です。

トリキュラーと中用量ピルの違いについて、以下の表でまとめました。

トリキュラー	2シート目の服用が必要 飲む順番に気をつける必要がある 費用面は中用量ピルより抑えられる
中用量ピル	生理の5日〜7日前からの処方で対応できる 料金はトリキュラーより高め

直近の生理を遅らせる場合は中用量ピル、トリキュラーをすでに服用している場合はトリキュラーで生理を移動すると良いでしょう。

トリキュラーで生理を遅らせたい時に役立つオンライン診療3選

オンライン診療を選ぶときは、トリキュラーと中用量ピル（月経移動ピル）の両方に対応したオンライン診療がおすすめです。

トリキュラーを服用しておらず、直近の生理を遅らせる場合は中用量ピルが必要になる可能性があるからです。

スマルナのようにチャット相談がある処方先を利用すると、ピルの処方前に医師に相談できます。

表を比較して、ご自身に合った処方先をお選びください。

トリキュラーで生理を遅らせる方法まとめ

トリキュラーで生理を遅らせる方法について解説しました。

飲み間違いに注意が必要で、順番を間違えると生理を移動できなくなる可能性があります。

また直近の生理を遅らせたい場合は、中用量ピルの服用も選択肢です。

トリキュラーや中用量ピルで生理を遅らせたい場合、医師への相談も大事です。

産婦人科に行くか、チャットでも相談ができるオンライン診療を利用するなどして、正しく生理を遅らせましょう。

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