「ピルを続けるのが難しいから、1ヶ月だけやめたい…」
「ピルをやめたり、再開したりするのはダメだと聞いたけど、実際はどうなの?」
「料金が安かったら続けたい。安いピル処方はある?」
そんなピルをやめるかどうかお悩みの方の疑問を解決します。
副作用や料金の問題から「ピルをやめたい」と思ってしまうかもしれませんが、ピルをやめる時の注意点もあります。
1回中断した後に再開する場合についても、記事では解説していますので、お読みいただけると嬉しいです。
ピルをやめるか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ピルを1ヶ月でやめるデメリット
ピルの効果が切れる
ピルを1ヶ月でやめると、効果が切れてしまいます。
ピルは継続して服用する必要がある薬なので、1ヶ月やめるとピルによって抑えられていた症状が発生したり、避妊効果がなくなったりします。
服用する前と服用した後の症状の変化などを思い出し、本当にやめていいかを考えることが大事です。
再開すると副作用が出る可能性がある
継続を一度やめ、再度服用開始した場合、再開後1ヶ月は副作用が出やすいので、基本的には毎月継続して飲むことを推奨します。
引用:メデリピル-ピルで効果を実感!服用停止したらどうなるの?
再開すると副作用が出る可能性があります。
再開後1ヶ月は警戒が必要になるため、ピルをやめる際は医師に相談するなどしてから、判断するのが大事です。
ピル服用前の症状が再発する可能性がある
ピルの服用前に合った症状が再発する可能性があります。
服用前の症状が重かった場合は、ピルをやめた後に症状が出てしまうかもしれません。
具体的にどんな症状が出るのかどうかは、ピルをやめてみないとわかりませんが、再発の可能性は頭に入れておきましょう。
中断と再開を繰り返すと、体への負担が大きくなる
中断と再開を繰り返すと、体への負担が大きくなります。
安易に中断と再開を繰り返すリスクは、ピル処方に対応しているクリニックが掲載しているので、安易な中断は注意が必要です。
血栓のリスクは使用開始後4ヶ月後以内に多く認められますので、安易に中止、再開を繰り返さないことを勧めます。また一旦中止をした場合にもなるべく3ヶ月以内に再開すると血栓のリスク上昇を下げられます。血栓のリスクは中止後3ヶ月以内には非服用者のレベルまで戻ると言われています。
引用:錦糸町駅前レディースクリニック
低用量ピルの服用をやめても健康に直接的なデメリットはありませんが、低用量ピルの服用にはわずかながら血栓症のリスクが伴います。
ピルを飲み始めた数ヶ月に血栓症のリスクが高くなるため、ピルの服用・中止を繰り返すことは血栓症のリスクを高めることになりかねません。服用の中止や再開は、必ず医師の指示に従って行うようにしましょう。
引用:スマルナ-低用量ピル・超低用量ピル
中断をすること自体は問題ありませんが、中断と再開を繰り返すようになると、リスクが発生します。
リスクを大きくしないためにも、医師の判断を仰いでから、ピルを中断するようにしましょう。
ピルを1ヶ月だけやめるメリット
費用の負担がなくなる
ピルを1ヶ月やめるメリットは、費用の負担がなくなる点です。
月3,000円から4,000円程度の費用がかかってしまうため、毎月処方すると費用が高くなってしまいます。
ただ、中断と再開を繰り返すのは良いとは言えません。
やめるタイミングを見極めた上で。慎重に医師の意見を聞きながら、判断するのがおすすめです。
副作用が強すぎる場合
ピルで副作用が出た場合、やめるのがメリットになる可能性があります。
吐き気や頭痛などの副作用は服用し続けると安定し、徐々におさまっていくケースが多いですが、我慢できないほどの副作用になるケースも考えられます。
飲み続けることで安定します。ただ、副作用が強すぎる場合もあるので、注意が必要です。
その場合は速やかに医師に相談し、ピルの服用を継続するかどうかを判断してください。
妊娠の可能性が出てくる
ピルをやめることで、妊娠する可能性も出てきます。
妊娠を希望する方は、ピルをやめるメリットがあると言えるでしょう。
低用量ピルの内服を中止してからどのくらいで妊娠したかを研究したデータでは、妊娠希望の女性が低用量ピルの内服を中止して最初の1周期目で妊娠が成立した方は21.1%、3周期目で45.7%、1年後で79.4%、2 年後で88.3%の方に妊娠が認められています。
引用:クリニックフォア-低用量ピルを飲み続けると将来の妊娠に影響する?低用量ピルと妊娠の関係について 、医師が解説します。
ピルをやめた時の体の状態がわかる
ピルをやめた時の体の状態がわかるのも、メリットだと言えます。
やめた時に体調がどうなるかは、ピルを実際にやめてみないと分かりません。
ピルを止めることで、どう体調が変化するのかわかる点も、ピルを止めるメリットです。
ピルを1ヶ月だけやめる前にリサーチしておきたいこと
1. 料金が抑えられる処方先
料金が理由でピルをやめようと考えている場合、料金が安いクリニックを探してみるのも1つの方法です。
診察料が発生しないクリニックや、定期配送で割引に対応している処方先を選べば、費用面の負担を抑えられるかもしれません。
- 初診料・診察料が発生しないクリニックを探す
- 定期便の割引がある処方先を探す
- そもそもピルの料金が安い処方先を探す
ピルの料金は処方先によって差があります。
よって、料金が抑えられる処方先を探してみると、コストが抑えられるかもしれません。
2. 相談できる場所
ピルをやめるか検討している方は、相談できる場所を探しておきましょう。
その理由はピルをやめた後に症状が出てしまう可能性があるからです。
症状が出た時に相談できる場所を確保しておかないと、予期せぬ症状が出た場合に対処ができなくなります。
- 近隣の産婦人科を探しておく
- オンラインで相談できる医療機関を探しておく
産婦人科でもピル処方に対応していない場合がありますので、ピル処方に対応しているかどうかは必ず確認しましょう。
オンラインでのピル処方に対応しているクリニック3選
スマルナ (iPhone・Android) | クリニックフォア | マイピル | |
---|---|---|---|
低用量ピル (料金は税込) | 1シート:2,980円〜 3シート:8,340円〜(月2,780円〜) 12シート:23,760円(月1,980円) ※ 診察料必要、送料無料 | 通常価格:3,278円 定期配送:2,783円 12ヶ月おまとめ定期(クーポン利用時):23,400円(1シート1,950円) <初診料0円クーポン利用方法> 決済ページのクーポン欄に「PILL1950」と入力 | 1シートプラン:2,959円+送料 3シートプラン:8,877円 6シートプラン:1万7,754円 |
初診料 | 1,500円 | 低用量ピル:0円(クーポン利用時) アフターピル・月経移動ピル:1,650円 ※ お薬の処方がない場合は診察料がかかります。 | 低用量ピル:1,650円(定期便は0円) 中用量ピル・アフターピル:1,650円 |
送料 | 0円 | 送料:0円(クーポン利用時) 550円(通常) | 低用量ピルの送料:550円 生理移動・アフターピルの送料:770円 バイク便:8,690円+550円(梱包代) |
特徴 | チャット対応可能 (ビデオ通話も可) 送料無料 | 初診料0円 初めての利用で使えるクーポンがある | 低用量ピル・アフターピル・生理移動ピル対応 |
詳細 | iPhoneはこちら Androidはこちら | 低用量ピルはこちら 中用量ピルはこちら アフターピルはこちら | 公式サイト |
- スマルナ:チャット対応可が良い人におすすめ
- クリニックフォア:利用しやすいと感じた方におすすめ
- マイピル:アフターピルにも対応
料金が理由でピルをやめる場合は、料金が安いクリニックを探すのがおすすめです。
初診料が発生しないクリニックを選ぶと、ピルの料金が抑えられます。
費用が少しでも抑えられるクリニックを選んで、ピルを処方してもらいましょう。
ピルを1ヶ月だけやめて再開する場合の注意点
- 血栓症のリスク
- 妊娠する可能性
血栓症のリスク
ピルを1ヶ月だけやめる場合は、血栓症に注意が必要です。
特に何度もやめたり再開したりを繰り返す場合は、各クリニックで注意書きがあります。
低用量ピルの重大な副作用の一つに、血栓症のリスク上昇があります。血栓症は服用開始から3ヶ月以内の発症リスクが高いため、何度もやめたり再開したりしていると、常に血栓症のリスクがつきまとう状態になってしまいます。
引用:クリニックフォア-ピルをやめる方法・タイミングは?やめた後の注意点とは?医師が解説します。
一度ピル服用を中止した後しばらくしてピルを再開するケースでは、血栓症になるリスクが高くなるといわれています。
引用:イースト駅前クリニック-ピルをやめるときの注意点!タイミングや体に起こる変化・副作用について
ピルの服用と中止を繰り返すことは血栓症のリスクを高めることになりかねません
ピルを今後服用しない場合はやめても良いですが、再開の可能性がある場合は医師への相談を必ず行いましょう。
妊娠する
ピルの服用をやめると、妊娠する可能性があります。
避妊目的でピルを処方してもらっている場合は、妊娠の可能性に注意しましょう。
ピルの服用をやめてから妊娠するまでの期間は人それぞれです。妊娠前に長期間ピルを服用していたからといって、妊娠しにくくなることはありません。
引用:イースト駅前クリニック-ピルをやめるときの注意点!タイミングや体に起こる変化・副作用について
中断と繰り返しを続けると、リスクがあります。医師に詳しく相談するのがおすすめです。
ピルの中断と再開を繰り返すのは要注意
ピルを中断してから再開するのを、何回も繰り返すのはリスクがあります。
ただ、やむなく中断してから再開しなければならないケースもあるため、診察時に過去のピル服用歴を医師に伝えましょう。
血栓のリスクは使用開始後4ヶ月後以内に多く認められますので、安易に中止、再開を繰り返さないことを勧めます。また一旦中止をした場合にもなるべく3ヶ月以内に再開すると血栓のリスク上昇を下げられます。血栓のリスクは中止後3ヶ月以内には非服用者のレベルまで戻ると言われています。
引用:錦糸町レディースクリニック-避妊
オンライン診療を受ける際も、あらかじめ問診などでピルの使用歴を細かく記入しておくのがおすすめです。
まとめ:ピルを1ヶ月だけやめるときは注意が必要!条件が良いクリニックで継続するのもあり
ピルを1ヶ月だけやめるときは注意が必要です。
中断や再開を繰り返すのは、リスクが伴いますので、中断前は医師に必ず相談しましょう。
- ピルを1ヶ月だけやめる前に、医師への相談がおすすめ
- ピルの中断と再開を繰り返すのは注意
- 料金が継続できない理由なら、比較的安く処方してくれる場所を探す
ピル処方はオンラインでも相談を受け付けている場所があります。
オンライン診療に関しては比較表も用意しておりますので、ご自身に合った場所でピルを処方するかやめるか検討してみてください。
\ 料金と種類がスグにわかる /
ピルを1ヶ月でやめたい場合によくある質問
ピルを飲んでる人の特徴を教えてください。
避妊や痛みの改善などの改善を目的に、ピルを服用している方がいます。
ピルを飲むことによるメリットとデメリットを総合的に判断して、服用するのが大事です。
詳しくは「ピルを飲んでる人の特徴は?服用の理由と判断の基準を解説」で紹介しておりますので、お時間がありましたら、一度お読みください。
ピルを1ヶ月だけやめて再開したいです。
医師によく聞いて判断しましょう。
判断が難しい場合はピルの服用を継続して、医師に相談できるまでは慎重に判断するのがおすすめです。
低用量ピルをシートの途中でやめるのはどうですか?
低用量ピルは1シート飲み終わったタイミングでストップします。
ただ、ピル処方に対応しているプラットフォームによって、表記が少し異なっています。
低用量ピルはいつ服用をやめても問題ありません。ただし、周期を乱したくない方は、1シートを全て服用し終わった時点で飲むのをやめるのが最もよいでしょう。
引用:クリニックフォア-ピルをやめる方法・タイミングは?やめた後の注意点とは?医師が解説します。
低用量ピルをやめる場合、1シートを飲み切ったタイミングでストップします。
副作用がつらくて1シート飲みきるのが難しい方も中にはいらっしゃるかもしれません。吐き気や頭痛などの副作用は、低用量ピルを服用し続けるとホルモンバランスが安定し、徐々におさまっていくことが多いので、医師に相談しながら服用を継続するか相談してみてくださいね。
引用:スマルナ-低用量・超低用量ピル
あまりにも服用が辛い場合は、シートの途中で医師に相談するのがおすすめです。